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園長の日記

気持ちいい風

2023/05/05

こどもの日だから、子どものいる場所にいました。そこは普段は子どもがいない場所ですが、保育園そばの海老原商店。柳原通りから吹き抜ける風が気持ちいい。ダンサーの青木尚哉さんと並んで、ひとときの雑談。思いつくままの話題が転がっていった。

ダンスにしても保育にしても、それを「やる」という自由は常に不自由感が付きまとうという感覚で一致しました。

ああ、こうしたらよかったかも、という通り過ぎ去っていった時間への後悔めいた感覚。それは嫌なものじゃなくて、なくなってしまいたいものでもなく、否応なく生じるものであり、次の自由につながるもの。十全な準備ができると思える時間がもらえたときの自由感。よく準備された後のスタートライン。

あれだけしんどかったのに、やり終わった時の解放感。やってる最中は、ものすごく不自由だったりするけど、その繰り返しかもね。ね。

休日の、何も宿題感覚のない午後の風がやたらと気持ちよかった。

子どもにとって、そんな時間を感じるのは終わり間近な夏休み終盤くらいか?じゃあ、大人は?

 

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