威勢のいい掛け声で、エイヤ、サ〜、ヨイショ、サ〜・・と神輿が踊る。
神田祭のお神輿を担いできました。同僚の仲間10人で。
行列をお迎えした後の午後12時半から、神田明神の氏子百八町の神輿が同時に各々の町内を練り歩きます。
神田岩本町三丁目。
朝から雨模様の中、祭りの熱気は雨雲も吹き飛ばして、汗をかくにはちょうどいい気温に。
行く先々で声援に来ていただいた親子に出会って、熱いエールの交換。
こうやって大人がお神輿を担いでいるところを子どもたちに見せたくて、そのパッションが伝わったかなあ。
夕方5時まで、交代しながらですがフル出場。山崎パン本社前に戻ってきた時は、高揚感を味わいました。
ヒリヒリと痛む肩。くたくたの体。この身体を何かに役立てるということの意味の、なんと分かりやすいことか。
しかしそこには厳格なルールもあり、そして美学も必須。
この伝統を伝えていくこと、お祭りに込められたものは、わたしたちが命の連続体の一部であることを確かめることでした。
それを実感するためにお祭りはあるんですね。