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園生活にはいろいろな活動があるなかで、子どもクッキングは、いろんな経験がギュッと盛り込まれていて面白い。昨日10日は朝9時30分から10時まで「梅ジュース作り」を楽しみました。
エプロン、三角巾、マスクの準備ありがとうございました。
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テーブルにラップを敷き、手を洗ってマスクをつけ、ポリエチレンの子ども用手袋をつけて準備完了。衛生面に気をつけて、食べ物を扱う時は「きれいに」と言うことを徹底します。
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まず、青い梅の蔕(ヘタ)を、竹串でとります。尖った先端は、使い方を誤ると手を刺して怪我をしかねないのですが、この使い方なら、その心配はあまり、いりません。また、子どもたちの関係も気持ちも安定しています。このくらい人間関係も成長してくると安心です。子どもたちは上手に「ほじくって」、ポロリと取っていきます。刺すという動きではないから力はいりません。だから誤って手を刺すこともありません。
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私は「竹串のどこを、どう持つだろう?」「 鉛筆を筆握り(人差し指に中指も添える)のようにすると、使いやすいと気づくだろうか?」などと思って、その様子を見ていました。
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それと近い持ち方の子もいます。鉛筆のように持った方が、竹串の先をうまく操作できるということに気づいているようです。また串を鉄棒の順手のように握っている子もいますが、それでもうまく加減して動かしています。なかには、添えている手から梅がこぼれ落ちてしまう子もいました。
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これは、手指の巧緻性や、手首の柔らかさが求められる活動と言えます。普段から、色鉛筆で塗り絵をしたり、クレヨンでぐるぐると手首を回してを描いたり、綱やロープにぶら下がったり、砂や水をコップにいれたりこぼしたり、そんな遊びをいっぱいやっているかどうかと、きっと関係しています。
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蔕が取れた青梅は、氷砂糖と一緒にビンの中に収まれば、終わりです。ここでもまた、ちょっとした人と人とが支え合って生活する、という場面が出てきます。「僕もやりたい」「わたしもやりたい」の気持ちをコントロールしながら、順番を待ち、梅と氷を交互に入れていきます。
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この梅と氷砂糖を「まばらに」混ぜるということは、小学校後学年になると「一様(いちよう)に」混ぜると言う言葉が出てくるのですが、このような感覚を体験しておくことが、算数や理科の学習を支えていくことにつながっています。
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古川先生が「夏には梅シロップになると思います。冷やして飲むと美味しいよ。楽しみに待っていようね」というと、子どもたちは「早くできないかなぁ」。
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最後は、氷砂糖の小さいかけらを、一粒ずつ舐めて「あま〜い!」と、笑顔で終わりました。子どもたちは、砂糖と梅が混ざって、どんな味を想像しているのでしょうか?簡単なので、お家でも、ぜひやってみてください。小さいボトルで、できますよ。