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園長の日記

卒園児の親が保育の質を語る(GTサミット)

2023/08/08

保育の質と環境の関係について、実践探求を深めている保育環境研究所ギビングツリー(代表=藤森平司・新宿せいが子ども園園長、略称GT)は、8月7日8日の二日間にわたり 園長らが集うGTサミットを新宿・高田馬場で開きました。約60名が久しぶりに会場に集い、約30人がオンラインで交流を深めました。初日は「保育園を考える親の会」代表の渡邊寛子さんから「見守る保育で育った子どもたちのその後」について話をしていただきました。

渡邊さんは、3人のお子さんが新宿せいが子ども園育ち。こども家庭庁の会議のメンバーでもあり、某市の保育園民間移管の選定委員をされています。自分の子どもたちがどう育ったか、卒園後の小学校以降の様子や、多くの保育園を視察した経験をもとに、保育の実例を踏まえながら保育の質について語ってくださいました。

GTは全国に多くのメンバーがいて、各地域で公開保育や勉強会、養成校との連携活動などをしてきました。二日目は全国各地の先生たちから、それぞれの園や地域でおこなっている活動報告です。鹿児島、富山・石川、長崎、東京からの報告のほか、藤森メソッドあるいや見守るアプローチなどの名称で中国、シンガポールなどから注目されている様子、視察交流も報告されました。

台風の影響で九州からの参加が影響を受けましたが、実際に会って話し合うことで、真摯に取り組んでいる各地の熱気を感じることができるものになりました。

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