今週を振り返ってみると、年長児たちは公園での雲梯がブームになっているのですが、落ち葉などでバーベキューごっこも盛んでした。0歳児の赤ちゃんはトンネルをくぐったり、1歳児たちは屋上で電車ごっこを楽しんでいます。
子どもの好奇心の旺盛さを、私たち大人はよく理解していないのかも知れません。もしみなさんの中で、海外でも国内でも旅行が好きで、新しい世界(未知なる世界)への冒険や探究が好きなら、その心情は子どもが本来的に持っているものに近いかも知れません。
その例えがあっているとしたら、子どもたちは「毎日が海外旅行」なのでしょう。新しい場所へ行ってみたいという強い動機があって、でも知らない土地でうまく宿泊先を見つけたり、乗り物に乗れるようになったりするまでには、不安と戸惑いもあります。それを乗り越えていく好奇心や逞しさ、あるいはトライアンドエラーにめげない気持ちが必要です。
子どもたちが新しい世界を探索することに長けており、その新しい世界に出逢いながら、その都度、どうやったら自分のものにできるのか、何かを自分のものにしていくことに真剣に取り組んでいるのでしょう。