今日は午後からある大学の「子ども学」の講義にゲスト講師に招かれて、学生たちと「赤ちゃん」や「遊び」などについて語り合ってきました。赤ちゃんについては、森口佑介さんの書籍を使って、いろんな赤ちゃん像があることを紹介しました。遊びの方はホイジンガとカイヨワの話を下敷きにして、学生自身の遊びと園児の遊びを比較してもらい、異なる点を語り合ってもらいました。
90人近い学生のリアクションペーパーを読んでいると、どんなことを考えているのかがわかって面白いのですが、とにかく赤ちゃんが身近にいないということはよくわかりました。大学にも学部によっても違うのでしょうけれど、少子化というのは、場所や世代によっては実際に「日々の生活のなかに子どもがいない」ということなんですね。保育園にいるとその感覚を忘れていることに気づきました。