言葉は聞こえないと獲得できないので、生活のなかの声が赤ちゃんにちゃんと届くように、室内は図書館と同じ静けさを確保しています。
24日水曜日、見学者にそんな説明をしました。見学者の方と言うのは保育者です。そのうちの1人の方はベテランの先生ですが、乳児室の音環境と言葉の獲得との関係の話など、あまり聞いたことがないとおっしゃるのです。
しかも、当園の子どもが落ち着いていることや、赤ちゃんの泣き声が穏やかだで、その方が経験されてきた保育園での赤ちゃんの鳴き方と違うとおっしゃるのです。また、うちの先生たちが普段の普通の会話のような感じでしか話していないこと、大きな声を張り上げてないことなどに驚かれていました。
他の保育園の実情はよくわからないのですが、今でも先生が大きな声を出して、子どもたちを導いているような保育がまだあるそうです。