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園長の日記

乳児室の音環境について

2024/07/24

言葉は聞こえないと獲得できないので、生活のなかの声が赤ちゃんにちゃんと届くように、室内は図書館と同じ静けさを確保しています。

見学者にそんな説明をしました。見学者の方と言うのは保育者です。ベテランの先生ですが、乳児室の音環境と言葉の獲得との関係の話など、あまり聞いたことがないとおっしゃるのです。

しかも、当園の子どもが落ち着いていることや、赤ちゃんの泣き声が穏やかだと言うのです。また先生たちが普段の普通の会話しかしていないこと、大きな声を張り上げてないことなどに驚かれたので、こちらの方が驚きました。私が勤め始めた1990年代ならいざ知らず、今時先生が大きな声を出して、子どもたちを導いているような保育がまだまだあるんだなぁ、とびっくりしました。

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