今日8月26日(月)から明日まで、保育環境研究所ギビングツリー(略称GT・藤森平司代表)が主催するGTサミットが始まりました。今日は藤森代表の基調講演に続き、対面とオンラインで参加されている全国各地の活動報告がなされました。
基調講演は、GTが提案してきた保育の本来の趣旨やねらいを改めて確認しました。一般に言われている「見守る保育」が「環境構成」や「子ども同士の関係」「異年齢保育」など総合的な視点が希薄であることや、大人が子どもにさせる保育、あるいはやってあげる保育からの転換として、本来の「環境を通した保育」をめざしてきたことを説明しました。
そして講演はOECDが提示した5カリキュラムにアジアが入っていないことや、子ども基本法ができて移行の主な動き、これから進もうとしている幼児教育の改革、大学入試がどう変わろうとしているのか、そういう変化の大局を押さえたときに、新しい保育の在り方はどうなっていくべきなのか、などその具体的な実践を創り出していこうという提案がなされました。
参加された方々からは、埼玉、長崎、仙台、熊本、香川、高知、宮崎から、活動報告がなされました。