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園長の日記

秋の歯科検診 優秀と褒められながらも悲喜交々の姿が・・

2024/11/15

園医の歯医者さん山本先生に、とても優秀だと褒められました。以下のように一斉配信でお知らせしました。「山本歯科に通っている園児も多く、上手に口を開けて健診を受けられる姿が増えました。また今回は、歯磨きの清掃状況も良く、新たにむし歯ができたお子さんはいませんでした。引き続きご自宅での歯磨き(特に仕上げ磨き)を丁寧にお願いします」(看護師より)。

春と秋の年2回の歯科検診ですが「歯科健康教育」教室も12月に開きたいと思います。詳細が決まりましたら、またお知らせします。

ところで、今まで一度も歯科検診を受けれなかったのに、今日初めて受けることが出来た子もいました。やっぱり心理的な抵抗感は、子どもによって様々です。担任に記録を読むと、今日に至るまでのご家庭との連携と工夫の積み重ねが功を奏したようです。ちょっと紹介させてもらいます。

「歯科検診の予定だったので、朝から『はみがきさん』を読んで今から先生がくることを伝えたり、”しあわせならてをたたこう♪”に合わせて、口をあけよう、あーん!と遊んだりしたこともあり、少し緊張していたが自らお口を開けてくれる子どもの姿が多かった。」

「・・・11月の頭にスタンプ帳に歯科検診の日を記入し、見通しをもてることで、少しずつ心構えが出来たのか今日の朝「R先生となら一緒に受けれるかもしれない」と家庭で話していたそうで、今朝は前向きな様子だった。受け方や誰と受けるかも本人と相談し、数日前から一緒にカウントダウンをした。」

「家庭でも同じ歯科医で診てもらえているので、保育園で他の子どもたちに見られることが嫌な原因の1つかもしれないと、2階で歯医者さんのような個室をつくり、受けてみることにしました」

「先生が入ってくるまでは笑顔だったが、入ってくると少し涙。でも、頑張って口をあけて終えることが出来た。頑張ったねという意味で、スタンプ帳の歯科検診の所にシールを貼ると、本人もとても嬉しそうで、スタンプ帳を持ち歩きご機嫌の様子だった。本人にとっても自信になる時間だったように感じる。」

それぞれの子どもたちなりの「やれた!」という達成感。きっと誰に話すわけでもない。自分だけの大事なエピソード。きっと自信になるでしょう。ほんとに頑張ったね!!

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