◆木場公園は芝生の広場で駆け回る
気持ちのいい秋空の下、わいわい11人とらんらん9人で、木場公園へ出かけました。久しぶりに、広い芝生広場で遊びました。イチョウの木の下には銀杏がたくさん落ちていて、その匂いが拡がっていました。秋真っ只中は、香りからもわかります。
サッカーボールを使ってラグビーをする姿が見られたのが、木場公園ではこれまでにない姿です。
また鬼ごっこも楽しむ子も増えました。鬼を決めるときは、輪になって右足を一歩踏み出して「おにきめ おにきめ おにじゃないよ」と唱えながら「よ」のところの足の子は抜けていきます。最後に残った子が鬼です。
運動会でやった「宝集め」をやってみたのですが、わいらんだけでは、ちょっと難しかったようです。でも自分たちでルールを作り出そうとしていて、その話し合いも活発でした。
クロアゲハを見かけたのですが、この時期としては珍しい方でしょう。今年最後の目撃からもしれません。そのほかモンシロチョウや赤とんぼを追いかけて、捕まえていました。かなりの運動量だったと思います。
わいわい、らんらんそれぞれの発達段階にありますが、やりたいことを主張する子どもたちですが、その分だけケンカも頻発します。他愛のない理由が多いのですが、ちょっとしたことでもまだ手が出たり、おヘソを曲げて逃走、というパターンも見られます。
「先生見ていたから、わかっているよ。それをやりたかったんだよね」
「うん」とうなづいて、またお友達の方へ戻っていきます。
我慢強さや感情のコントロール力を育てるには、こうした経験の積み重ねがとっても大事。やりたいことがあるからこそ、自分で我慢しようとする気持ちが出てきます。ここにも自発性の原理があります。原っぱで繰り広げられるのは、運動面だけではなく、感情の体験でもあリます。