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園長の日記

第1回 日曜日の園開放デイ(3階のみ) 10月31日 午前中

2021/10/27

保育園の3階を開放します。幼児向けの空間なので、基本的には幼児(3歳わいわい組以上、弟妹さんも可)の親子で自由に過ごしてください。

10月31日(日)午前10時〜12時

当日は、園長しかいませんが、親子で保育室を使ってください。

不定期ですが、園長による「日曜日の園開放デイ」です。

コロナも落ち着いた時期なので、できることはやってみることにします。

初めての指導検査で考える「リスク」

2021/10/26

開園して2年半。初めて千代田区の指導検査を受けました。本来、初年度にあるものと思っていたのですが、千代田区は4年に1回だそうです。今回の指導検査の重点的な観点は、最近の社会情勢を反映したものでした。一つは散歩先に子どもを置き去りにしてしまうような事案がないかという確認です。今年の夏、バスの中に残して閉じ込めてしまって子どもが亡くなった痛ましい事件が福岡でありました。必要なタイミングでの園児の点呼や人数確認がなされていれば防ぐことができることなのですが、当園も戸外活動が多いので、改めて留意する必要があります。また園児や保護者の個人情報をさらに保護することへの配慮も強調されました。

大きな火災があると防炎加工の布を、午睡中の突然死があると睡眠チェック体制を、 デラウエアの皮での窒息死があるとぶどうの提供禁止を、個人情報の漏洩事案があると文書掲載の禁止を、集団食中毒が起きると生野菜提供の禁止を、求められます。

コロナ禍のように、あるいは東日本大震災や気候変動のように、求められなくても「誰もが受け入れられないリスク」だと判断されるものには、その対応への着手をためらうことはありません。

ところが、家庭ではぶどうを食べることは「受け入れられるリスク」であっても、保育園では「受け入れられないリスク」となります。この判断のギャップを埋めるためには、どんな価値を優先するのかを、考えないといけません。

たとえば小さいリスクでも、集団になるとリスクは大きくなります。足し算だけではなく、場合によっては掛け算になるリスクもあります。予防接種がいい例かもしれません。仮に1万分の1の副反応のリスクだとしたら、そのリスクを家庭だけなら「受け入れず」接種しない、という判断もありでしょう、しかし集団生活の中では、その副反応のリスクを「受け入れ」て、他者へ移してしまう「リスク」と比較して、接種して欲しいと、保育園では考えます。

さらに、保育園の場合は、小さい子どもたちの「命」を預かっているので、できる限りノーリスクに近づけるという努力が必要になります。指導検査で求めるものは、それに近いと感じます。ただし、それで失うメリットの大きさも常に考えながら、ですが。

今日の指導検査の結果は1ヶ月後となりますが、本日の助言を踏まえて改善を進めるつもりです。たとえば「園だより」で、毎月載せているお誕生日をお祝いする担任からのコメントのページは、印刷媒体では、なくすことにします。ただしパスワードのあるホームページでは、これまで通り掲載します。また、保育園の保育中のケガは、全て災害共済給付を用いることになりました。

いろいろな変更がありますので、その都度、お知らせしますので、よろしくお願いします。

素話の世界

2021/10/25

私が保育士の資格を取るときに、「素話」の練習をしたことを思い出しました。素話というのは、絵本や紙芝居などのように、子どもに見せる視覚情報はなく、保育士がただ、言葉でお話をしてあげるものです。今日3階の幼児の夕方のお集まりで、年中の担任の内山先生が素話をしていました。最近、あまり見かけなくなった光景です。子どもたちは「言葉」だけで、頭の中にイメージを思い描きます。

「おばあさんを食べてやろうと思っていた狼は、おばあさんが作ってくれたお餅を食べて、お腹がこんなに大きく膨れて、ポンポコリンになってしまいました」

「あはは」と子どもたちが笑って、愉快そうです。

もしかすると、最近の子どもたちは、こんな経験は、あまりできていないかもしれない、と思い返しました。身の回りには映像や動画が溢れていて、明らかに視覚優位の情報空間です。子どもたちにとって、音としての言葉だけで、目に見えないものを思い描けることは、想像力を育んでいることになります。何かをイメージする力は、物語の力によって、それまでに経験した「物」「人」「空間」「景色」を頭の中で組み合わせて、一つの「場面」を構成しているはずです。その編集力が聞き手の想像力になっているでしょう。

子どもたちにとっての物語は、これまでにどこかで聞いたり、みたりした登場人物たちです。おばあさんや、オオカミや、お餅や・・・それが大袈裟に極端に描かれていて、現実にはありえない空想世界のお話ですが、そうした世界が大好きで、やすやすとその世界に入り込んでしまう子どもたちです。

私たちは子どもたちに環境を用意して、そこで熱中して、没頭して遊んで欲しいと願っています。その環境は空間、物、人などで構成された場、状況なのですが、その場や状況は、目に見えない空想世界、物語の世界もあるということになります。環境を通した保育、という言い方を私たちはよくするのですが、大人が誘う物語の世界は、目に見えないけれども、心の栄養がいっぱい詰まった子どもたちの仮想空間なのです。

 

第3回 親子運動遊びの会

2021/10/24

第3回親子運動遊びの会を開くことができて、本当にホッとしています。後片付けを終えて園に戻り、12時半から1時間ほど反省会を開きました。全員で感想を話し合いました。コロナ禍にあっても、なんとか開催できて、子どもたちも楽しそうだったので、よかったという感想がベースなのですが、私たちからの目線だけではなく、ぜひ、保護者のみなさんからも感想をお寄せいただけると嬉しいです。

今年も青木尚哉さん率いるダンスグループZero(ゼロ)のダンサー、芝田和(しばた・いずみ)さんと宮崎知佳(みやざき・ちか)さんと一緒に自由に体を動かして楽しむことできました。反省会で出た言葉を、以下、カッコ「 」付きで繋いでいくと、「時間は短かったのですが、いろんな要素がぎゅっと詰まった時間」でした。

特に最後に青木さんのダンスをライブで見てもらったことで、「ちよだせいがの保育が、何を大事にして、何を目指しているのかに共感してもらえたんじゃないか」としたら、私としてもこんなに嬉しいことはありません。決まった振り付けを覚えるのではなく、内面の動き、イメージを外に表すことの素敵さです。

反省会でミュージシャンでもある坪井保育士が「プロのアーティストがやっていることと同じ創造的な活動になっている」と説明してくれました。それを目指しているのは間違いありませんが、そうなっていたら、これまた嬉しい。「昨年の姿を思うと、こんなに積極的に楽しそうに参加してくれて、すごい成長だなあと思った」という姿がいくつも挙がりました。保護者の皆さんはどうお感じでしょうか。

幼児(わいらんすい)の第二部の方では、保護者の皆さんと先生とで、大人が輪になって「鬼さん、鬼さん何するの」をやってもらいました。その姿を子どもたちがみるというプログラムを入れたのですが、「大人が体験してもらうことで、子どもの世界を想像してもらいたいし」「親子が一緒に生きる世界が重なって、同じ感覚を共有できる」「小学校にも、そういうのはある」などの感想がありました。どうだったでしょうか。

青木さんは「これするの、のところで、何もしないで、じっとしておく、もアリです」といっています。

私は何かの目的のために頑張って、その頑張りが褒められるという評価の仕方は、小学校以降でいいと考えています。知識や技能のコンテンツがいっぱい待っています。発達課題としても目標に向かって何か学ぶ「勤勉さ」は獲得してほしい。でも、そのとき「劣等感」を持たせないようにしたい。

だからこそ、就学前の乳幼児期には、その部分は半分でいい。残りは条件のつかない自信をいっぱい育ててあげたい。多くのコンテンツを自分から獲得に行ける意欲の根っこを太くしてきたい。エンジンを大きくしておきたい。

そのままでいいという無条件の愛と承認が、この時期の子どもたちの必要条件です。その温かい人間関係の土壌から、自分で目覚め、立ち上がり、歩んでいく力が育ちます。多少早くコンテンツを詰め込んでも、そんなものは1年も立たないうちに追いつかれます。

体を思い通りに動かすことの自由。脳の発達の柔らかいうちに、その創造力の元の元、をいっぱい動かしておきたい。大人が「鬼さん〜」をやってみて、その難しさ、自分の頭の硬さ、発想の貧弱さを感じませんか? 私は最初恥ずかしさを感じ、やってみると難しさを感じ、何度かやっているうちに面白くなって、その心の変化を実感しました。子どもはそこが解放されると、中から湧き上がってくるようになります。

わになって遊ぶわらべうたを、たくさんやったほうがいいなぁと、気づいた瞬間でした。

子どものその素晴らしさは、自分の体だけではなく、考え方、感じ方、試し方、生き方も自分なりの自由な精神性の開発につながっていくでしょう。その道筋はさまざまでいい。その子らしさの世界は広く、深いものです。

雨のため都内の「周遊観光」に変更

2021/10/22

今日の「バス遠足」の様子は、わらす及びにこにこのクラスブログを見ていただくとして・・・

 

雨になって中止というものもったいないので、まるではとバスの東京「2時間周遊コース」のように、車窓からTOKYOを楽しみました。

都内に聳え立つ、これだけの壮大な建造物。

子どもたちにはどんな光景だったのでしょうか。

そばで、子どもたちの様子を見ていると、

自分の自宅の近くであるとか、行ったことがあるとか、聞いたことがあるとか

自分の身近な家族との経験の影響が大きいことを感じます。

今日は遠くから眺めるだけだったので、いずれ、実際に行ってみて、登ったり、歩いたりしてみたいと思います。

・・・・・

さて、明日は「親子運動遊びの会」です。

ご一緒に運動を楽しみましょう。

 

その子らしく過ごす時間

2021/10/21

10月生まれの誕生児をお祝いする誕生会がありました。今月は6人です。先生による、お祝いの出し物は、食欲の秋、味覚の秋にちなんでや「世界のフルーツ」紹介です。私たち大人も「こんなに、凄いのがあるとは知らなかった」というフルーツ。世界の食べ物を知ることは、多文化理解教育そのものです。子どもの目線から多文化に入っていく入り口として、食べ物は入りやすいかもしれません。

ちなみに、今日、世界中を旅してきた坪井先生が、紹介したフルーツはりんご、バナナ、ぶどう、柿、ポポー、ジャックフルーツ、ドリアン、マンゴスチン、ミラクルフルーツでした。このうち、どんな味か、どれだけ知ってますか? 私はドリアンが全くダメでしたが、とても美味しいという方もいるので、やっぱり味覚も「多様性」を実感しやすいテーマかもしれません。これだけ個人差があるということは、私たちが一般に美味しいはずと思っている味も、子どもにとっては、たまらまいほど美味しいと感じている場合と、ちょっとでも無理!という苦痛になっている場合もあるのかもしれません。

一人ひとりを大事にする保育というとき、登園では選択性を一つのキーワードにしているのですが、「ここまでは認める、認めない」というレンジ、幅は、人によって意外と狭いことがあります。私たちは「常識」と思うものを、疑い続けることが必要でしょう。特に、情報を処理する感覚機能は、とても個人差があります。人によって視覚が優位だったり、聴覚が有利だったりもします。文字は上から下に書く、という常識を子どもに教えるときも、それが苦手な場合だってあることを私たちは知る必要があったりします。私の場合は聴覚優位なので、目に見える文字は、一旦全て「音」に変えてから理解しています。文字を図形のように理解していくことが苦手です。逆に、本を高速で読める人がいますが、まるで写真で写しとるように理解できるようです。プロの将棋の棋士が頭の中で駒が自在に20手先まで読めるのも、高速に図形を盤上で追うことができるからで、そろばんが頭の中のイメージで動くのと似ているのでしょう。

夕方、幼児のお別れ会の進行を担当したのですが、子どもたちと相談しながら進めていくと、一生懸命助けてくれます。オレンジグループのお当番さんが前にでできて、今日の楽しかったことなどを発表します。「ゲームパズルが楽しかった」とか「レゴブロックで作ったのをまたやりたい」とか、いろんな発表がありました。ある子は小学校で学ぶ漢字を書くのが楽しいらしく、書き順表を見ながら、森とか骨とかの漢字を書くことがマイブームになっています。

 

GTサミット2日目

2021/10/20

今日は昨日に続き、昼までGTサミットがありました。今年の参加者は77人。昨日の話を受けて参加者からのリレー発表です。子どもは赤ちゃんの頃から、関わりの中で発達していきますが、0歳から6歳までの関わりの様子を順番に確認できる動画の発表がありました。成長していくプロセスを1年おきに見てみると、いかに「子ども同士」の関係が「対話する力」や「協力すること」、そして行動をコントロールする「実行機能」の育ちに不可欠かが、よくわかりました。私たちの研究グループでしか見られないような子どもたちの姿でした。

この発達の過程で大事だなどと思うのは、やはり1歳から2歳、3歳のかけての自我の芽生えに伴う、マイナスの感情を自分で自制してコントロールしている場面です。動画の中にも、お友達に鈴を取られた子が取り返そうとしたり、それが無理だと分かったら気を取り直して、自分で絵本の方へ行って「これでも見るか」といった感じで絵本を手にします。自分で気を紛らわせているのです。

こういう場面は、現代の感覚では、もしかすると、子どもが可愛そうと思ってしまう大人が多いかもしれません。なんでもやってあげてしまうことは、子どもから発達を遂げるために必要な体験を奪うことになります。OECDの「教育2030」でも、「対立やジレンマを克服する力」が入っているのですが、乳幼児のこんな小さい時期にもそれに相当する経験が必要だろうというのが、最新の脳の敏感性発達の研究成果です。エモーショナル・コントロールの敏感期のピークは意外にも1歳から2歳にあるからです。

参加者からは、次のようなテーマが提案、報告されました。大人がやってあげる保育の限界、子どもの好奇心と大人の保育への探究心の関係、職員が思う「やりたい保育」と時代が期待する保育とのギャップ、保育者のやりがいやウェルビーングのあり方、中国など海外から注目される見守る保育、など。OECDが2004年に公表した5の保育モデルは、スウェーデン、アメリカ(のある一部)、ベルギー、イタリア(レッジョ・エミリア市)、ニュージーランドでしたが、これにはアジアが含まれていません。

今回のGTサミットは、子どもの主体性を大らかに見守る保育の現代性を確認しました。これが日本の伝統的な子育て観であったことを踏まえれば、近代になって欧米化されていく中で見失ったものを今一度、再生させる必要があります。昔と大きく異なるのは、少子社会、人工知能(AI)の進展、グローバル化、多様性、VUCAです。この変化に対応できる保育と生活を創り出さなければなりません。

 

 

GTサミット開催

2021/10/19

毎年8月に開いていたGTサミットは、コロナの影響で今日10月19日(火)に開かれました。今回のゲスト講演には、東京大学公共政策大学院と慶應義塾大学の教授で、四期にわたり文部科学省副大臣と、文部科学大臣補佐官も務めた鈴木寛さんにお越しいただき、「これからの教育と幼児教育」について2時間の講演をしていただきました。

鈴木さんはOECD教育スキル局アドバイザーで「教育2030プロジェクト」理事も務めています。私たちが今、注目している「ラーニングコンパス」を作った当事者でもあるので、その意味や背景を学ぶことができました。

OECD(経済協力開発機構)は加盟国の学習到達度調査(PISA)を実施していますが、鈴木さんによると「日本の15歳は2000年代低迷するも、2012年以降、世界トップクラス。この才能が開花すれば、日本はAI時代をリードできる」と言います。一般に思われているイメージよりも日本の学力は高く、特に「共同的問題解決能力」は世界トップだそうです。

この力は、友達同士で力を合わせて何かを成し遂げたり、仲良く生活できたりする力なのですが、これからの時代に重要になる力です。これが世界でダントツでいい結果になっているのは、乳幼児期の非認知的能力がうまくいっているだそうです。一方で、高校以上の教育は世界的に低迷しています。学習指導要領でも大きな改革が行われます。

小学校以降の学力で改善が必要なのは国語の書く力、英語、ITの3つです。先生がデジタルの分野を苦手としていることが原因なのですが、保育園ではアナログの世界で五感を使った体験をたくさんしておくことが極めて重要だということが強調されていました。

例えは小学校ではプログラミング教育が始まりましたが、保育園ではたとえば「積み木遊び」が、これに相当します。意図する形を実現するために、どのような積み木をどのように積み重ねるか、そこを考えることが設計の考え方、プログラミングと同じになります。

小学校以降では、その「働き」に対応した「記号」が入ってきて、その記号の組み合わせを考えることになります。そこで乳幼児の頃には、リアルな実体験が必要です。いろんなお魚があるなら、それを文字や記号で認識するだけではなく、できるだけ、触ったり、嗅いだりして「ぬるっとした感覚、重さ、力強さなど実際に感じること」が必要です。

保育園で今やっているような、土や水に十分に触れたり、草花の色水遊びや栽培、生き物の観察や飼育を楽しんだり、食育で野菜や果物の料理をしたり、リアル体験を深めておくことが重要であることを再確認できました。

これに先立つ藤森先生の講演では、こうした遊びに加えて、STEM保育を意識しようという話になりました。例えば、砂場遊びで山や川やトンネルとつくることがよくありますが、その時「川に水を流すにはどうしたらいいか」とか「山の土を崩れないように硬くするにはどうしたらいいか」などを考える要素を意識することです。

昨日私が行った蝶々のにじみ絵では、アートの要素が全面に目につくのですが、絵の具が紙の上でにじむ様子をよく観察したり、どの色とどの色が混ざるとどうなるだろうと考えることも、プログラミング的な思考やSTEMの要素が入っています。これからの時代に必要なスキルをどのように育てるか。そんなことを考えながら、遊びを工夫していきたいと思います。

 

子どもは「すごいねえ!」と「きれいだね!」が好き

2021/10/18

佐久間公園に行く途中の柳原通りで、岩本町三丁目町会長の栗下さんが、手を振って会社から出てきてくださいました。久しぶりにお会いしたのですがお元気そうでした。「今週末、運動会なんですけど、ご招待してくても感染対策でそれができなくて残念です」と伝えました。「ああ、いいよ、わかってるよ」と笑顔で理解してもらえました。会長は保育園を同じ町会の仲間として、いつも応援してくださっています。

佐久間公園へは2歳児クラスのにこにこ組と、3歳以上のクラスのわいらんすいとが、出かけました。滑り台や砂場、虫さがし、かけっこ・鬼ごっこなどを楽しみました。みてみて、と言われるたびに、その子なりの見せ場があるらしく、なるほど!と感心します。そして「すごいね!」と声をかけてあげます。本当にそう思ったら、躊躇わずに使いたい言葉「すごね」。これはやる気倍増の魔法の言葉です。

夕方、保育園の隣の駐輪場の花壇に「何か虫がいるんじゃい?」という子と一緒に、探してみましたがいませんでした。「寒くなったから、もういないね」などと話しながら。

すると「ちょうちょ」の話になって、ちょうちょを作りたいというので、コーヒータイムで使っていたフィルターがあったので、それを使って絵の具で滲ませ絵にして、ちょうちょにしたら、思いがけず大好評でした。

ぼくもやる!、わたしもやる! という盛り上がりでした。これも偶然に出来上がるので、どれも想像以上にきれいな絵柄になります。「きれいだね」と一緒に楽しみました。

 

 

イモムシくん脱走事件

2021/10/17

今朝17日(日)のことです。

2階から1階へ向かう黄色い階段の端に、棒切れが落ちているから拾おうとしたら・・・

KMさんのお家の図鑑で出自がわかった、あの大きなイモムシくんが(わらすのブログをお読みください)・・

ひとり旅に出ていました。

「あなた、こんなところまで、はるばると、どうやってやってやってきたの?」

「きみは海老柄スズメくんというんだよね。

玄関のアサガオの葉っぱを丸裸にしちゃったんだよね。

そうか。あの葉っぱが、もっとほしくなって、探していたのかい?」

水槽の壁は高くて、滑るから登れないはずだし・・・と不思議に思って「家」を見てみたら、謎が溶けました。

ここから出てください、とばかりに、棒が立てかけてありました。

その棒に登らせて、もとの「家」に戻してあげたので、迷子にならずにすみました。

今日は日曜日ですが、エアコンの分解清掃に立ち合っているのです。

今3階が済んだところですが、今年の行事パネル(春の親子ふれあいイベントと夏の納涼会)を作って階段に飾りました。

今朝はぐ〜ンと冷え込んで、二つの季節が終わったんだな、と実感です。

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