くつろぎと安心のゾーンを新設
2019/08/16
2019/08/16
2019/08/14
「これを見せたら、可能性は無限大だよって言われました」。小林先生がうれしそうに、話してくれました。「これ」とは、ネットが張られた運動ゾーンの写真です。「無限大だよ」と評価してくださった方は、運動教室の先生です。この環境は、やり方次第では、子どもの力がどんどん引き出されるので、ぜひそうでありたいと思います。
◆ぶら下がりたいという欲求
今朝は新しい運動を、子どもが取り入れました。「子どもが」というのは、こういうことです。みんな「布地の緑のスイング遊具」をクルクル回すのが好きですが、中には、よじれた部分をロープのようによじ登ろうとする子がいます。「そうか、よじ登りたいのか」と気づいたので、こぶをつけたロープを2本垂らしました。すると「やりたい!やりたい!」と列ができました。これは、懸垂力を伸ばすチャンスだと思いました。子どもが「あること」をやりたいときに、それをやることで使う能力が伸びようとしているのです。この欲求もまた、じゃれあい遊びと同じように、動物とも共通の、古い小脳の欲求だからです。
◆ネットとロープの組み合わせ
垂らした一本は登り用、もう一本は降り用にして、一方通行にしたところ、どんどんやります。まだ登ることはできませんが、コアラのように、ロープにしがみつくことはできました。ネットを登りきった所から垂らした「降り用」への、安全な移り方を教えると、できました。らんらんのAくんやJくんは、10回以上続けてやっています。わいわいのSくんやKくんも、私の助けを借りながらネットの穴からロープへうまく移りました。
お盆で休みが多かったのですが、しばらくはこの「ネットとロープの組み合わせ」にしておいて、手足の協応や平衡感覚、手で体重を支える支持力、両手で自分の体重をぶら下げることができる懸垂力、そして全身の体幹を育てたいと思います。毎朝、30〜60分の運動ですが「継続は力なり」です。半年経ったら凄いことになっているでしょう。
2019/08/08
◆潜在的に持っている力
2019/07/16
そんなに人気なら毎日やろう!というわけで、今日から毎日、朝9時から10時まで3階の「運動ゾーン」で【園長による運動タイム】を始めました。毎日続けます。やりたがる子が多いということは、それを使って伸びたい能力があるということです。いろいろな能力は、使わないと発達しません。これを「自発的使用の原理」といいます。たわむネットやクライミング、スイング遊具によって、子どもたちのいろんな身体的能力や精神力が開発されそうで、非常に楽しみです。
2019/06/27
そこで改めて考えておきたいのは、子どもたちだけが家庭での生活と、保育園での生活の両方を経験しているということです。2つの生活経験が24時間の1日の中でミックスされます。その両方を経験しているのは子どもたちだけなので、子ども自身の力だけではコントロールできない、伸び代の大きな生活力というものがあって、親御さんや私たち園の職員が、バランスをとっていってあげることが必要です。
2019/06/05
『自分らしく、意欲的で思いやりのある子』
これは、省我会の保育を通して子どもたちそれぞれが育つ姿保育目標です。6月2日の園長日記にて、『自律』と『他律』のお話が書かれておりますが、ここではこの部分の具体的な保育での場面を育ちと共に書きたいと思います。
『睡眠、午睡について』
活動をするときに『次にこんなことがある』『次に楽しいことが待っている』 そんな見通しや物事があると子どもたちは、それをやりたいと思い今の活動を終わりにしたり、片付けをして次に進んでいきます。入園して子どもたちに『お昼寝は体を休める時間。』と伝えました。ここで質問ですが、寝ることで次にどんなことが待っているかを想像すると、どんな楽しいことをイメージできますか? これは、難しいです。というのが私たちの答えで今も試行錯誤。なにか答えを知っている方がいたら教えてください。(自宅での入眠前もなかなか布団へいくのが課題ということはないでしょうか?)
昼寝をすることの答えの1つとしては『昼寝をすること、体を休めることで、午後の保育や夕方から夜にかけて自分らしく遊ぶことができる』ということになるのだろうと考えますが、これは子どもが理解するのはとても難しいですね。『今は昼寝の時間だから寝ましょう』『みんな休む時間だから目を閉じましょう』と保育士が寝かしつける(他律)ことで、子どもは入眠しますが、これでは他の働きがないと出来ない子どもになってきます。これは、私達が考える『自分らしく』とは反対の事になります。
わらす組の子どもたちの育ち 2 の中で『殻を破るような』という例えをしましたが、今のわらす組は殻を破って試行錯誤、多様な体験の真っ最中です。ただ、これには必ず今すぐには『上手くいかない』『できない』といった結果がついてきます。結果を求めるのであれば効率が悪いとも見えます。昼寝で言えば、昼寝をしないという結果です。 先に述べた他律であればいくらでもできるように『させる』ことはできます。態度で表すということです。 しかし、態度を求めると子どもの気持ちはどこにいってしまうのでしょうか。自律とは、より高度であり難しいことなのです。そこを、これからも子どもたちが向き合う姿に寄り添いたいと考えてます。
2ヶ月が過ぎてお昼寝も大分できることも増えてきています。自律の芽生えと捉えていただくあたたかなまなざしを子どもたちにむけたいと思っています。
2019/05/22
2019/05/17
■初めての園庭遊び
2019/05/16
■青空の下で思う存分、原っぱを駆け回ってきました
2019/04/10
【新井課長がご挨拶に】