時が流れるのは早いものです。子どもたちが進級してから、あっというまでした!子どもたちみな、お兄さん、お姉さんになる喜びを噛みしめながら、先月、進級を祝う会から一か月です。
さて、今回は、今注目されている、STAM教育の芽生えを紹介したいと思います!一般的には、STEAMですが…
それはさておき、理工系の教育に力を注ぐことで、現代社会に対応できる人材を育てるこの教育ですが、そもそもSTAM教育とは、単に知識を身につけることを目的としているわけでなく、科学、IT技術といった世界共通の言語を身につけること過程で、自分の興味の方向性を知ったり、発想力を育むことが、この乳幼児教育には大事とされています。子どもの「好き」を育てる。これこそが、昨今話題になっている。
非認知能力の育成とも言えるのではないでしょうか?
幼児教育に欠かせないのが、おもちゃです!!このおもちゃを取り入れて、子どもの好奇心、探求心を助長させていく事が、STAMの芽生えだと思います。
子どものおもちゃとの付き合いの中で、遊び方が個々にあります。保護者の方々も、家庭でこう遊んでほしいのに、こう遊ぶべきなのにと考えた事は、多々あると思います。
しかし、子どもが意図して遊ばない場面に遭遇したことがあるのではないでしょうか??
子どもは遊び方に決まりといったことはなく。自由な発想をもって、時には大人を驚かせることがたくさんあります。
おもちゃは、手先の巧緻性の発達を促したりしてくれる側面もあります。まずは先入観を捨てて、どう、遊ぶのかを見守るのも一つだと考える今日この頃です。
そういう風な場面に出会ったその時が、子どもが主体的に遊んでるいるということにもなるのかとおもいます。
前置きが長くなりましたが、わらすの子どもたちに、私たち大人が理科の授業で使った、おもちゃの、試験管!ビーカー、フラスコ、メスシリンダーのようなものを渡してみました!
(このバケツの水どのくらい入ってるのかな??の実験!小さい、試験管、ビーカーを使って!)
から始まりました!何度も小さいビーカー、試験管を使って、バケツの水からすくっていきます!
ここで、こんな声が!このバケツ一杯にたまるのはどのくらいなんだろ??小さい入れ物感覚で使っていただろう物に対して、この表現から読み取れるものは、「mathematics」数学的表現です。体積。何杯いれたらたくさんになるのだろうということですね。乳幼児教育では、この好奇心、探求心がSTAMと言えます。幾何学の部分にも通じてくるのではないでしょうか?次に…
(たくさんの物をいれている理由とは?)
水の浮力です!科学ですね!なんで、これは水に浮くのにこれは浮かないのだろう??この疑問が子どもの気づきで、乳幼児教育のSTAMに至って大事な要素だと思います!
このとき子どもたちから、このような表現が、先生!!これ使っていい??ままごとに使っている、スプーン等色んな物を持ってきます!
正直、保育者からしたら、あーあーという場面でもありましたが、子どものやりたいを尊重していきます。何が、水に浮くのだろう??ちなみに積み木、鋳型ブロックも浮かべてみました(笑)
積み木は浮かない。鋳型は浮く。スプーンも浮く!これも、これも!とたくさんのアイテムをもってきます!興味、関心が凄いです…
子どもの心を育むおもちゃとの付き合い方を、STAMを通して感じた時間になりました!
好奇心が物凄く、さまざまな体験をする事が、非常に重要で、色んな物に対しての世界を知るきっかけになるのも、乳幼児教育の醍醐味なのだと感じさせてもらった一瞬でした!
補足で、幼児クラスだからということではありません。私が一歳児の散歩にいった場面です。この時に子どもたちが行った行動が、、、
(保育園周辺散歩において、近くのホテルの駐車場に向けて声をあげる)
普段歩いている、散歩道。保護者の方もたくさんの地域を歩いていると思います。その一場面です。ホテルの前を通りかかりました。その時です!子どもたちが、いっせいに「あーあー」と叫びました!そうすると、音の反響ですね!声が壁にぶつかり音が反射した現象なのでしょうか。大人ならわかる事象ですが、こういう小さな所からも、学んでいます!!
これからも、子どもの好奇心を駆り立てるような日々の保育を模索していきたいと思います!!