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感染症情報

手足口病の流行と予防のお願い

2024/05/27

このところ「手足口病」が保育園で流行ってしまい、申し訳なく思っています。

感染拡大の予防のために、配慮点をまとめましたので、共有させてください。

なお、東京都の感染状況と、ガイドラインもご参照ください。

*5月27日(月)コドモンでもお知らせしました。

<流行の現状>

今日現在で確定している園児は、ちっちで2名、ぐんぐんで3名、にこにこ3名、らんらん1名です。

東京都によると、現在(赤)は昨年(緑)と似て流行が始まっており、過去5年(ピンク色)のよりも少し早めです。

5月は21週から25週になります。

なお、東京都の感染状況と、厚労省ガイドラインもご参照ください。

https://www.mhlw.go.jp/content/001005138.pdf

56ページ

 

https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/assets/weekly/2024/20.pdf

10ページ

 

<病気の特性>

この病気は、春から夏にかけて流行しやすいもので、「医師の診断を受け、保護者が登園届を記入する感染症」になっています。

主な感染経路は飛沫感染、接触感染、経口感染です。

潜伏期間は3〜6日で、感染力が強い時期は、症状が出た最初の週とされています。

発熱や発疹の症状に対して、有効な治療法はなく、3〜7日の自然経過で治癒します。

予防のためのワクチンはありません。

症状がなくなっても、便からは数週間から数ヶ月間という、長い期間、排出されます。

<登園の目安>

「発熱や口腔内の水疱・潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれること」です。

さらに「感染拡大を防止するために登園を控えることは有効性が低く、またウイルス排泄期間が長いことからも現実的ではない」とされています。

厚労省の「保育所における感染症対策ガイドライン」(2018年改訂)を添付します。

<登園の判断>

そこで迷うのが、登園の判断なのですが、私たちは医師の指示に従うしかありません。

小児科医もガイドラインを把握しています。

このことから病院に受診しても「様子を見ましょう」「登園していい」という判断がなされることが多いのです。

しかし、似た症状であるヘルパンギーナや、そのほかの感染症もありうる時期ですし、症状は子どもによって異なりますので受診するようにお願いします。

<感染防止>

基本は日常的な手洗いです。

回復後も飛沫や鼻汁から1〜2週間、便からは週数〜数か月間ウイルスが排泄されるので、おむつの排泄処理の際には手袋をするなどの対応が必要です。

 

発熱・咳を主訴とする夏風邪が流行

2023/07/26

(コドモン再掲)

先週末から再び発熱・咳を主訴とする夏風邪が流行ってきました。先月も「ヘルパンギーナ」が流行しましたが、病原体の原因ウイルスは複数あるため、何度でも罹患する可能性があり、2回目の流行になってしまったようです。

熱が下がり体調が戻ったようにみえても、食事が食べられない事も多いので、登園のめやすの「発熱や口腔内の水疱・潰瘍の影響がなく、普段の食事が摂れること」を、自宅療養中に確認ください。特に今年は厳しい暑さで体力的に心配なため、「食事が摂れること」は非常に重要です。無理のない登園再開をお願いします。

現時点での幼児クラスでの発症は、ありません。園でも流行が終息するまでは、出来る限り接触を減らせるように保育をしています。引き続き、手洗いの励行をお願いします。  大井

登園している園児数の推移

2022/02/07

1月から本日7日(月)までの登園児童数は以下の通りです。

先週から感染性胃腸炎の診断が増えてきました。

その数は「感染情報」で、その都度、お伝えしている通りです。

登園していない欠席の内訳は、園児本人もご家族も元気で登園自粛されている方も含まれます。

園児の新型コロナウイルスの陽性は、これまで1月25日(火)にありましたが、その後はありません。

登園児童数の推移

 

 

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