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園からのニュース

千代田せいがサポートスタッフ(SSS)について

2024/03/20

卒園した子どもたちが保育園で平日の午後や、学校がお休みの日などに来て、ボランティア活動をすることができます。せいがのS、サポートのS、スタッフのSでスリーエス(SSS)と呼んでいます。1997年にできた「せいがの森保育園」時代からやっているので、20年以上前から続いている活動なんです。

学童とは違って「保育」はしません。あくまでも乳幼児のサポート活動です。保育見習いのようなことなのですが、卒園児はそのサポートが上手いんです。年長の頃に「お手伝い保育」をやってきているので、小さい子どもの気持ちに気づいたり、必要なタイミングで手伝ったりできます。本人が遊ぶのではなくて、助けたり、手伝ったりすることが好きになる活動と言っていいでしょうね。

そう考えると、保育というのは、子どもが実現したいと願っていることを実現できるようにサポートすることとも言えるわけですから、そのお手伝いは小学生、中学生、高校生のための保育実習のようなものです。実際に卒園児が保育士になって姉妹園で働いていますが、本人は保育園時代から「大きくなったら保育士になりたい」と言っていたし、お手伝いも上手でした。

また保育園で保育をしていると、大人も人によっては「癒される」という体験になることがあります。子どものことが好きで、その好きな子どもに接することができるから、ということもあるのでしょうが、さらに、人を助けるとか役立つという実感が持てやすくて、それが自己有用感を得て、心の安定や自信につながる、という面があるかもしれません。

 

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